運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
128件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1998-05-15 第142回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号

そういう形でやっていった場合、ODA予算が、今までは、マルコス疑惑のときは受け取った側の方が不正に使っていた。今度は、与える側の方がそんなことをやっているという疑いもあると。これは早いこときちっと外務省として、ODAを担当しているところとして、適切な対応をしないと大変なことになりはしないか。尾ひれがつくんですね、こういうのは。何か中国に二人の間に七歳の女の子がおるということまで出ておるんです。

福本潤一

1998-03-09 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号

その縛るという言葉のとらえ方、位置づけによってこれは若干ニュアンスが変わってくるんだろうと思いますが、外交の方針というものがある意味では逆に束縛になるという形だけのとらえ方でしていくんではなくて、立法府の中できちっと定めることによって、過去にもODA問題点がいろいろ挙げられましたが、例えばマルコス疑惑のときのようにフィリピンへの援助が実際的な援助になっていないようなことがあれば、そういう基本法ができることによってむしろ

福本潤一

1998-03-09 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号

その中で、フィリピンマルコス疑惑であるとか、それ以前では、まだ韓国対象国の時代にはソウルの地下鉄疑惑などというのがありましたし、インドネシアも、企業の名前は言いませんけれども、ある企業がそこに食い込んだことによって疑惑が起こった。そういう一種の欠点に対する反省という中から、基本法をつくるべきじゃないかという議論が民間も含めて起こってきたんじゃないかと思うんですね。  

田英夫

1998-02-27 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号

そうすると、上田先生とかそういう方からかなり批判されたのは、ODAはもう悪いことばかりだみたいな感じの雰囲気で受け取られておったわけですけれども、そのときにマスコミとしてそういうODAを批判することは我々から見ると過剰に悪だと、もちろんマルコス疑惑のようなところでの金は別個として。そこのマスコミの姿勢を、せっかく読売から来ていただいたので教えていただければと思います。  

福本潤一

1997-12-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号

現場で具体的に活動した人たちの話を私が個人的にも聞いた上で言いますと、目的とか人道主義という形だけでやりますと、具体的な使われ方の中でマルコス疑惑だけではなく野方図になりがちなところが案外ありますので、ある意味では、平和のために役立つとか、地球環境地域環境整備に役立つとかいうような制限枠を設けた上での人道主義という理念にしていったらどうかというふうに思います。  

福本潤一

1997-12-05 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号

これは戦争の責任でやることですから、解決すればそれはもう政府間のことだということだったんだろうと思いますが、その中で日本企業に利益をもたらす仲介役としてコンサルタントという存在が生まれてきて、その結びつきの中で、結局最後フィリピンなどはマルコス疑惑に結びついていってしまう。  

田英夫

1997-12-01 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号

例えば八六年にマルコス疑惑というものが発覚して、これは円借款ですけれども、その膨大な資料というのがハワイでアメリカ当局によって押収されたわけです。そのときに国会で果たしてどういう議論がなされたかということ、細かくは存じ上げていませんけれども、私もかなり関心があって見ておりました。

村井吉敬

1997-11-21 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号

したがって、次の四会派の共同提案の場合も実はフィリピンのいわゆるマルコス疑惑というのが大きな動機になっていたことは事実なんで、今から思いますと、二つともODAをめぐる外国での汚職事件ということが絡んでいたんですね。これはさすがに最近ずっとなくなってきておりますし、そういう中でODA大綱政府がおつくりになった、こういういきさつがあります。  

田英夫

1997-11-17 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号

それから二番目は、先ほどの大カラジャス計画などにもかかわるし、マルコス疑惑のときに私たち国会でかなり問題にしたし、また鷲見教授の本にも書かれているんですけれども、先ほどのコンサルタントといわゆるプロファイ、プロジェクトファインディングとかいうものとの関係ですね。鷲見教授の本には、かなり広く言われている言い方ですけれども、こういうふうになっているんですね。  

上田耕一郎

1997-10-31 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号

そうしますと、案外、要請主義だからインフラになっているということ以上に、現場ではそういうインフラ整備というのが基本的には一番必要な国が低開発国なので、要望としては多いんじゃないかというような現実の実態とか、マルコス疑惑やなんかで出てきたためにその予算が正当に使われていないという問題もあるかもわかりません。  

福本潤一

1997-10-27 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号

例のマルコス疑惑と言われた大部分は実は日本からのODA援助にまつわるものであったと言われていて、私も現地へ行って、マルコスが倒れた直後フィリピンでもサロンガ委員会という調査委員会ができましたけれども、実はサロンガ委員会は、その調査内容日本にも知らせていない部分があるんです。  簡単に言えば、日本からODA援助が行って、あるプロジェクトでお金が向こうへ行く、技術協力が行く。

田英夫

1997-10-27 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号

上田耕一郎君 今の問題と関連するんですけれども、マルコス疑惑のときに、当時の外交総合安全保障調査会でJICAやOECFの理事を呼んでかなりいろいろ審議、調査をしたことがあるんです。  そのときに、今お話しになった要請主義、これがなかなか難しい問題で、向こう政府から要請があって、それで円借款なり贈与なりの対象を決めるんだという建前になっているでしょう。

上田耕一郎

1997-04-17 第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号

サロンガ上院議長、この人はマルコス疑惑追及をしてその追及委員長になった人ですが、いわばアキノ与党と言っていい人でありますが、自由党の総裁でした。この人が中心になって、実は上院の採決の結果、この延長協定を否決してしまったわけです。  これで実はフィリピン米軍基地というものは返還せざるを得なくなったといいますか、そういうことになったわけです。

田英夫

1995-02-15 第132回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号

過去に日本ODAが犯した誤りマルコス疑惑などで明快に出ています。そして、その誤りにつながった源は戦後の賠億、フィリピンやあるいはビルマやインドネシアに対する賠償を実行するに当たって、日本の商社、企業そしてコンサルタントというものの存在の中でせっかくの日本賠償が、必ずしもその相手国で生かされた使い方をされなかったというやり方がそのままODAの実施に引き継がれているという事実があります。

田英夫

1995-02-15 第132回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号

だから、問題になる公害輸出の問題も出てくるし、それからマルコス疑惑等々、腐敗等々の問題が出るし、進出した国の反動勢力と結びつくという問題等々もやっぱり出てくるわけでしょう。それから、今公取が手を入れて立入調査を始めている問題、あれは技術協力だけじゃなくて無償援助や何かに広がりそうなんですね。そういう問題まで生まれてくるので、そこをどう直すかということ。  

上田耕一郎

1995-02-08 第132回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号

それは、ODA基本法を立法化するということよりも、良識の府と言われます参議院内に特別委員会なり委員会といったものを設置して、マルコス疑惑が起きたからとかそういうテンポラリーなものじゃなくて、やはり恒常的にODAを監視して、それぞれの専門の先生方の多くに参加していただいて、ODAを非常にわかる先生方に、例えば経済協力委員会なるものをつくってもらってそこで恒常的にチェックしてもらう、問題があるごとにじゃなくて

杉下恒夫

1995-02-08 第132回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号

三点ありますが、まず一つは、そもそもという感じなんですけれども、一般に世論あるいはマスコミで騒がれましたのはマルコス疑惑ですけれども、私が携わったのは一九七五年、対外経済協力計画国会承認等に関する法案という、今から思うとまことにお恥ずかしい内容のものを議員立法で出しまして、参議院外務委員会で、宮澤外務大臣の当時ですが、見事に否決をされてそれでおしまいだったわけですけれども、なぜそれを出そうとしたかといいますと

田英夫

1994-11-09 第131回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号

どういうことかといいますと、マルコス疑惑が起こりましたときに国政調査権発動という名目のもとに疑惑解明特別委員会を組成されたことがあります。それは解散というようなことがあって実際には活動しなかったわけですけれども、私は、ケース・バイ・ケースでこういった国政調査権発動ということで疑惑解明のための特別委員会をその都度組成されるということを強く求めたいと思います。

松井謙

1993-08-27 第127回国会 参議院 本会議 第6号

我が国のODAは、拠出額が世界一となり、九三年度のODA予算は一兆円の大台を超える膨大なものに発展していますが、かつてのマルコス疑惑を初め、現地環境破壊公害輸出など、日本ODAに対する信頼は必ずしも高くないのは極めて残念であります。ODAが国民の税金で賄われていることを考えるならば、疑惑を一掃し、効率と評価を高める努力が不可欠であると考えます。  

久保亘